土地探し②ライフラインの注意点

2022年10月23日

前回ブログ「土地探し」について好評でしたので、続けて土地探しのポイントについて詳しくご説明していきたいと思います。

◆前回のポイント
　・土地の探し方と特徴
　・土地探しのポイントを決める

ポイント【ライフラインが整備されているか】

●上下水道が入っているか確認する。

土地に上下水道が入っていない土地だと土地代金の他に、上下水道引き込みで５０万～８０万位は別途追加金額がかかります。
早い段階での確認が必要です。

●境界線がはっきりしているか

土地の境界線は、境界標、登記簿、確定測量図で確認ができます。
はっきりと境界線が確定しているか、あらかじめ確認が必要です。
もし隣地との境界線が明確でない場合は、購入前に売主と隣地との間で決めてもらうこととなります。
明確になっていないと住んでからのトラブルになる可能性があります。
境目となっている垣根や塀の所有者はどちらなのかも、あわせて確認が必要です。

●建ぺい率と容積率

建ぺい率と容積率は業者が独自に決めているわけではなく、建築基準法によって決められています。
どれほど建物にこだわりがあっても建ぺい率と容積率を無視してまでは家を建てられません。建ぺい率と容積率を確かめずに土地を購入してしまったのなら取り返しがつかなくなります。
高いお金を払って土地を買ったのに、理想の家が建てられなくなってしまう可能性があります。
そのような失敗を招かないためにも、土地に課せられている様々な制限を早い段階で確認しておくことが得策です。

まとめ

土地探しは事前に、自分なりにいくつかポイントを決めておくと良いです。
とにかく、朝、昼、夜、雨の日、風の吹く日など土地に足を運んで現場を見ることで、その土地の特徴が分かります。
朝は日当たりが良いのか、悪いのか、昼は車の通りが激しいのか、夜は静かなのか、街灯の有無、雨の日は土地の水はけは良いか、
近隣に住んでいる方はどのような世代なのか、気になることは沢山あるかと思います。
ポイントを押さえておけば、希望の土地が見つかる確率が上がり、土地に関するトラブルの可能性を小さくできます。

まだ入社１年目の時に土地探しは８０点位当てはまればよい土地だと言われました。なかなか１００点の土地に出会うのは難しいと思います。
地域の不動産会社、ハウスメーカー、工務店などプロに相談をして理想の土地を見つけてください。