天井のハンガーパイプの選び方をご紹介します!

賃貸住宅で収納スペースを増やしたいけど、壁に穴を開けたくないとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、賃貸住宅でも簡単に設置できる天井ハンガーパイプの選び方から、設置場所や用途に合わせた最適なハンガーパイプの選び方についてご紹介します。

□天井ハンガーパイプの種類と選び方

天井ハンガーパイプは、種類や特徴によって使い心地や見た目が大きく変わります。
用途や設置場所に合わせて最適なハンガーパイプを選びましょう。

1: コの字型タイプ


コの字型タイプは、1本のパイプで構成されたシンプルなハンガーパイプです。
ジョイント部分がないので、見た目がスッキリとしており、スタイリッシュな印象を与えます。
ただし、つなぎ合わせができないため、長尺の仕様には対応していません。
一般的には、120cmが最大の長さです。

2: ジョイントタイプ


ジョイントタイプは、短めのパイプをコネクタで繋げて組み立てるタイプのハンガーパイプです。
パイプを継ぎ足して長さの調整ができるので、設置場所に合わせて自由にサイズを変更できます。
ただし、コネクタの部分が少し段差になるため、見た目にこだわる場合は注意が必要です。

3: E字型タイプ


E字型タイプは、3つの支持材によって長尺スパンに対応したハンガーパイプです。
側面が直線で上下が円弧になっている特徴的な形状をしています。
下から見上げた時にスリムに見えるように設計されており、デザイン性にも優れています。
高さは15cm、25cm、45cmの3種類が一般的です。

4: 4本脚タイプ


4本脚タイプは、4本の支持材で支えるタイプのハンガーパイプです。
360cmまでの長尺スパンに対応できるため、広いスペースに大量の衣類を収納したい場合に最適です。
ただし、設置スペースが広く必要になります。

5: L字型タイプ


L字型タイプは、壁と天井に取り付けるタイプのハンガーパイプです。
壁から支持を取れる範囲なので、設置位置は制限されますが、部屋の隅部分など、天井面のみでは設置スペースが確保できない場合に有効です。
シンプルでコンパクトなデザインが特徴です。

6: オーダーメイドタイプ


オーダーメイドタイプは、自分の好みに合わせてハンガーパイプを製作できるタイプのハンガーパイプです。
パイプや連結部品が個別に販売されているので、自由に組み合わせて長さを調整できます。
既製品ではなかなか見られない形状のハンガーパイプも製作可能です。

□ハンガーパイプ設置の注意点

天井ハンガーパイプを設置する際には、いくつかの注意点があります。
特に、下地材の確認やビスの選び方については、しっかりと理解しておくことが重要です。

1: 下地材の確認


ハンガーパイプは、天井にしっかりと固定する必要があります。
そのため、設置する場所の下地材を確認することが重要です。
下地材とは、壁や天井の内部にある構造材のことです。
下地材の種類や強度によって、適切なビスや取り付け方法が変わります。

2: ビスの選び方


ハンガーパイプを固定するためのビスは、下地材の種類や強度に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
石膏ボードなどの薄い下地材には、専用のビスを使用する必要があります。
また、ハンガーパイプにかかる荷重を考慮して、十分な強度を持つビスを選ぶことが大切です。

3: 安全性の確認


ハンガーパイプを設置したら、最後にしっかりと固定されているか、安全性を確認しましょう。
ハンガーパイプがぐらついたり、ビスが緩んでいたりする場合は、すぐに補修が必要です。

□まとめ

賃貸住宅でも簡単に収納スペースを増やせる天井ハンガーパイプは、種類や特徴、設置場所によって様々な選択肢があります。
この記事で紹介した選び方や注意点を参考に、用途や設置場所に最適なハンガーパイプを選んで、快適な収納スペースを実現しましょう。
下地材の確認やビスの選び方をしっかりと行い、安全にハンガーパイプを設置することも忘れずに行いましょう。

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