家を建てることを検討していて、自然素材に興味がある方の中には、「無垢材」という言葉は耳にしたことがあるけれど、どんな素材なのか、どんなメリットがあるのか、よくわからないと感じている方もいるのではないでしょうか?
無垢材は、天然の樹木をそのまま板材にした素材のことです。
この記事では、無垢材の特徴、メリット、デメリット、種類などをわかりやすく解説することで、無垢材について理解を深め、家づくりの選択肢を広げます。
□無垢材とは?
無垢材とは、天然の樹木をそのまま板材にした素材です。
合板や集成材のように、複数の木材を接着剤で貼り合わせて作られたものではありません。
そのため、木本来の風合い、香り、温かさをダイレクトに感じることができます。
無垢材には、大きく分けて広葉樹と針葉樹の2種類があります。
広葉樹は、比較的硬くて強度があり、家具や床材などに使われます。
針葉樹は、広葉樹に比べて柔らかく、軽いので、建材や内装材などに使われます。
□無垢材のメリット
無垢材には、上記のような特徴から様々なメリットがあります。
1:天然木ならではの風合いと素材感
無垢材は、温もりがあり、手で触れた時に温かみを感じます。
新建材などの工業製品には見られない、生きた素材ならではの良さがあります。
木目や色合い、香りなど、一つ一つ異なる表情を見せるのも魅力です。
2:経年変化を楽しめる
無垢材は、年月が経つにつれて、色や風合いが変化していきます。
これは、木材が空気中の水分を吸収したり、放出したりすることで起こる現象です。
無垢材の経年変化は、まるで生きているかのように、時間と共に味わいを増していきます。
3:調湿作用がある
無垢材は、空気中の水分を吸収したり、放出したりすることで、湿度を調整する働きがあります。
そのため、夏は涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適な空間を作れます。
4: 健康にも良い影響がある
無垢材は、化学物質をほとんど含まない自然素材なので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使うことができます。
また、無垢材は、リラックス効果やストレス軽減効果もあると言われています。
□まとめ
無垢材は、天然木の温かみと素材感を活かした、魅力的な建材です。
経年変化を楽しめること、調湿作用があることなど、多くのメリットがあります。
家を建てる際は、無垢材を検討してみてはいかがでしょうか。
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