フローリングの種類は何がある？選び方の決定版・素材と予算のバランス

新しい家、あるいはリフォーム。
夢に描いた空間を実現する上で、床材選びは重要なポイントです。
特にフローリングは、生活空間の雰囲気を大きく左右する要素。
種類が多く、それぞれに特徴があるため、何を選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フローリングの種類と選び方のポイントを解説します。

フローリングの種類

無垢フローリングの特徴

無垢フローリングは、天然木100％でできた床材です。
パイン材やオーク材など、様々な樹種から選べます。
自然な木の温もりと香り、そして年月を経るごとに変化する風合いが魅力です。
しかし、天然木のため、傷つきやすく、反りや割れが生じる可能性もあります。
また、床暖房には不向きな場合が多い点にも注意が必要です。
価格帯は樹種やグレードによって大きく異なります。

複合フローリングの特徴

複合フローリングは、合板などの基材に化粧材を貼り合わせた床材です。
無垢フローリングと比べて、傷や汚れに強く、耐久性に優れています。
また、温度や湿度変化にも比較的強いので、床暖房にも対応できる製品が多いです。
価格も無垢フローリングに比べて比較的安価です。

複合フローリングの種類

複合フローリングには、化粧材の種類によって、挽き板、突き板、シートの3種類があります。
挽き板は厚みのある天然木を使用し、無垢材に近い質感と耐久性を持ちます。
突き板は薄くスライスした天然木を使用し、天然木の風合いを比較的安価に実現できます。
シートは木目柄を印刷したシートを使用し、最も安価でメンテナンスが容易です。

フローリングの選び方

メリットデメリットの比較

無垢フローリングは、自然な風合いと温かみが魅力ですが、傷つきやすく、メンテナンスが必要となります。
複合フローリングは、耐久性とメンテナンス性に優れていますが、無垢材のような自然な風合いは劣ります。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、重視する点を明確にしましょう。
ライフスタイルや予算に合わせて、最適な素材を選びましょう。

ライフスタイルに合わせた選択

小さなお子さんやペットがいるご家庭では、傷や汚れに強い複合フローリングがおすすめです。
一方、自然素材の温もりを重視する方や、経年変化を楽しみたい方には無垢フローリングが適しています。
また、頻繁に模様替えをする方や、手軽にメンテナンスしたい方にはシートタイプの複合フローリングが向いています。

予算と素材のバランス

無垢フローリングは、複合フローリングと比べて高価です。
予算に合わせて、素材やグレードを検討する必要があります。
価格を抑えたい場合は、複合フローリング、特にシートタイプが選択肢として考えられます。
ただし、素材によって耐久性やメンテナンスの手間が異なるため、長期的なコストも考慮しましょう。

まとめ

フローリング選びは、素材、種類、価格など、様々な要素を考慮する必要があります。
無垢フローリングは自然な風合いと温かみが魅力ですが、メンテナンスが必要で高価です。
複合フローリングは耐久性とメンテナンス性に優れ、価格も比較的安価です。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、ライフスタイルや予算に合った最適なフローリングを選びましょう。
最終的には、ご自身の好みと将来的なメンテナンスコストを考慮して、納得のいく選択をすることが大切です。
後悔のないよう、じっくりと検討してください。

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投稿者プロフィール

can wood株式会社広報部: can wood株式会社では、茨城県全域でデザイン性と機能性を兼ね備えた注文住宅を提供しています。土地探し・資金計画から設計・施工・アフターサポートまで丁寧に対応。二級建築士、一級建築施工管理技士、宅地建物取引士の資格を持つ代表・境田祐一が住まいづくりを全力でサポートします！