天井に吹き抜けのある家｜メリット・デメリットと対策、照明の選び方を紹介

吹き抜けのある家に憧れているけど、実際に住むとなるとメリットとデメリット、そして対策をしっかり考えておきたいですよね。
開放感や採光、家族のコミュニケーションの活性化など、魅力的な要素がたくさんある一方で、室温変化や音、ニオイ、メンテナンスなど、注意すべき点もいくつかあります。
この記事では、吹き抜けのある家のメリット・デメリットや対策、照明の選び方、おしゃれな事例も紹介します。

□吹き抜けのある家ってどんな魅力があるの？

吹き抜けは、リビング空間を広く開放的に見せるだけでなく、さまざまなメリットをもたらします。

1: 開放感と広々とした空間

吹き抜けにすることで、視界が開け、圧迫感が軽減されます。
空に向かって視線が伸びることで、心も解放されるような感覚を得られます。

2: 採光効果と明るい空間

吹き抜けの上部に窓を設置することで、太陽光を効率的に取り込み、リビング全体を明るく照らします。
日中の電気代節約にもつながります。

3: 家族のコミュニケーションを活性化

吹き抜けは、リビングと2階を繋ぐ空間となるため、家族間のコミュニケーションを促進する効果も期待できます。

4: インテリアのアクセント

吹き抜けは、空間のアクセントとなり、個性的な空間デザインを実現できます。

□吹き抜けのデメリットと対策

吹き抜けは魅力的な空間設計ですが、デメリットもいくつか存在します。

1: 室温変化

吹き抜けは、空調効率が低くなる傾向があります。
夏は熱がこもりやすく、冬は冷え込みやすいです。
この問題を解決するためには、断熱性能の高い窓ガラスを採用したり、天井や壁に断熱材をしっかりと施工することが効果的です。
また、冷暖房効率の良いエアコンの設置や、遮熱カーテンやブラインドの活用も有効です。
さらに、吹き抜け部分に暖炉や薪ストーブを設置することも考えられます。

2: 音の反響

吹き抜けは音が反響しやすく、生活音が気になる場合があります。
特に、小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。
この対策としては、吸音効果のある素材で内装を仕上げることや、家具やインテリアを配置して音を吸収することが考えられます。
また、吹き抜け部分にアコーディオンカーテンやブラインドを設置する方法もあります。

3: ニオイの広がり

吹き抜けはニオイが部屋全体に広がりやすいです。
特にキッチンやトイレからのニオイが気になる場合があります。
これに対処するためには、換気扇をこまめに稼働させることや、空気清浄機を設置することが有効です。
また、消臭効果のあるインテリアグリーンを置くことも効果的です。

4: メンテナンスの負担

吹き抜けは高所部分の清掃やメンテナンスが大変です。
掃除しやすい素材を選んだり、定期的な清掃を心がけることが重要です。
必要に応じて専門会社に依頼することも一つの方法です。

□まとめ

吹き抜けのある家は、開放感や採光、家族のコミュニケーションを活性化させるなど、多くのメリットがあります。
しかし、室温変化、音の反響、ニオイの広がり、メンテナンスなどのデメリットも考慮する必要があります。
これらの課題を解決するための対策を事前に検討し、快適で理想的な吹き抜けのある住まいを実現しましょう。

投稿者プロフィール

can wood株式会社広報部: can wood株式会社では、茨城県全域でデザイン性と機能性を兼ね備えた注文住宅を提供しています。土地探し・資金計画から設計・施工・アフターサポートまで丁寧に対応。二級建築士、一級建築施工管理技士、宅地建物取引士の資格を持つ代表・境田祐一が住まいづくりを全力でサポートします！