漆喰の家は寒い?メリット・デメリットを徹底解説!後悔しない家づくりのための選び方

自然素材の家に興味があり、健康的な暮らしをしたいと考えている方へ。
こだわりのある家づくりを考えている方の中には、漆喰の家に魅力を感じているかもしれません。
しかし、同時に「漆喰の家は寒いのでは。」という不安や、「メリット・デメリット」を詳しく知りたいと考えているのではないでしょうか。
この記事では、漆喰の家のメリット・デメリットを具体的に解説することで、読者が安心して漆喰の家づくりを進めることができるようにサポートします。

漆喰の家の特徴とは?

漆喰とは、日本古来から使われている自然素材であり、調湿性能や耐火性、耐久性などに優れていることから、近年では、その健康的な側面から注目を集めています。
しかし、一方で「漆喰の家は寒い」という声も耳にするかもしれません。
そこで、この記事では、漆喰の家のメリット・デメリットを詳しく解説し、後悔のない家づくりをサポートします。

1:漆喰とは

漆喰とは、主成分を消石灰とする日本古来の建築材料です。
日本では、古くから寺院や城郭、民家の蔵などに壁材として使用されてきた歴史があり、伝統的な美しさはもちろん漆喰の魅力ですが、サンゴ礁が長時間かけて堆積した自然素材なので人体や環境にやさしいことも漆喰が注目を集めている理由のひとつです。

2:漆喰の種類

一口に漆喰と言っても、下記の通り、漆喰にはさまざまな種類がありそれぞれ特性があります。
ここでは、日本における代表的な漆喰の種類について紹介します。

・本漆喰
お城や蔵の壁に使われてきた日本古来の漆喰です。
塩焼き消石灰と麻すさ・海藻のりと水を混ぜる昔ながらの製法でつくられます。

・土佐漆喰
海藻のりを使わず、代わりに藁を混ぜてつくるので強度が高いという特徴があります。
藁の成分により、ベージュの色合いが特徴的です。

・琉球漆喰
沖縄では屋根に使用されていた漆喰で薄茶色の色合いが特徴的です。
基本的には海藻のりを使わず、藁を混ぜる点で土佐漆喰と共通点がありますが、土佐漆喰に比べ藁の混入量が多いので、濃い黄色とベージュの中間色となります。

漆喰の家は本当に寒いのか?

漆喰は、主成分が消石灰であるため、触るとひんやりと感じることがあります。
しかし、断熱性能が高いことから、室温が寒くなるということはありません。
適切な断熱材や窓を選ぶことで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる快適な住空間を実現できます。

1:漆喰の断熱性能

漆喰は、空気層を多く含む多孔質構造をしているため、断熱性能が高いという特徴があります。
これは、漆喰が熱を伝えにくく、室内の温度を安定させる効果があることを意味します。

2:夏は涼しく、冬は暖かい

漆喰の断熱性能により、夏は室内の温度上昇を抑え、冬は室内の暖気を逃がしません。
そのため、漆喰の家は、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる快適な住空間を実現できます。

まとめ

この記事では、漆喰の家の特徴、メリット・デメリットについて解説しました。
漆喰は、自然素材であり、調湿性能や耐火性、耐久性などに優れていることから、健康的な暮らしを実現できる素材です。
一方で、触るとひんやりと感じることがあるため、寒いイメージを持たれる方もいるかもしれません。
しかし、適切な断熱材や窓を選ぶことで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる快適な住空間を実現できます。
漆喰の家は、健康的な暮らしと快適な住空間を両立できる、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

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