車好きには必須！ビルトインガレージ

2023年8月23日

2005年のつくばエクスプレス開通に伴い、つくば市内でも電車を利用する人が増えましたが、まだまだ茨城県内は車社会です。中には車が相当好きな方もいらっしゃいますが、そんな車好きの憧れがビルトインガレージではないでしょうか？　今回は、そんなビルトインガレージについてまとめてみます。

ビルトインガレージとは

一戸建て住宅の駐車スペースとして最も多いのが青空駐車でしょう。これに屋根を付けたものがカーポート駐車。そして、車を駐車するスペースを建物内部に取り入れたものがビルトインガレージです。インナーガレージと言うこともありますが、意味はほとんど一緒です。また、こういったガレージを設けた住宅のことをガレージハウスとも呼び、分譲住宅では中々無いため、車好きの多いつくば市でも人気の注文住宅になります。

ビルトインガレージのメリット

平屋のメリットは、階段が無いので移動が楽なこと。２階は無く、あっても小屋裏収納くらいなので、掃除や洗濯などの家事動線も上下移動が無く楽ですね。また、上層階の重みが加わらない為耐震性が高くなることも。地震時の揺れも少なく、倒壊の危険を軽減することができます。また、強風による影響もおさえられますので、台風の多い地域では平屋が適しているといえます。明確なメリットとしてはこれくらいでしょうか。

なぜ平屋建てが人気なのか？

ビルトインガレージのメリットはたくさんありますが、最も大きなメリットは雨や風などから完全に車を守ることができる点でしょう。これにより愛車に不用意な傷がつくことを防げますし、車の寿命も長くなります。盗難や悪戯などのリスクも低く、防犯面でも優秀です。車への乗り降りでも、雨風に晒されることが無い点も良いですね。更に、車好きであれば、自分でカスタムする人も多いと思いますが、しっかりとスペースを確保したガレージであれば、ちょっとした自動車整備ならすることができるでしょう。

建築上にもメリット

様々なメリットがあるビルトインガレージですが、建築基準法上もメリットがあるって知ってましたか？実は、法律上は容積率の算定における床面積には一定の規模を条件に駐車場は対象外とすることができるんです。この緩和規定を使えば、駐車場を屋内に設けたとしても居住スペースを減らさずに建築することができますね。また、固定資産税の計算においても計算外になるので、ビルトインガレージを作っても税金が高くなることはなさそうです。

ビルトインガレージのコスト

容積率や固定資産税は変わりませんが、建築コストは当然高くなってしまいます。ガレージにシャッターを設けるかどうかや、土地の状況によっても変わりますが、ガレージの面積１㎡に付き20～30万円が一般的とされています。もともとの土地が斜面になっているような土地ですと、あまり割増費用を掛けずにガレージを作れることもあるので、ビルトインガレージを作りたい方はぜひご相談ください。