無垢材フローリング選びの基礎知識!種類やメリットとデメリットを徹底解説

家を建てる、もしくはリフォームをする際に、無垢材フローリングの採用を検討している方へ。
「無垢材フローリングって、どんなメリットがあるの。」
「種類もたくさんあるみたいだけど、どれを選べばいいの。」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、無垢材フローリングの種類、メリット・デメリット、選び方のポイントを解説することで、皆さんが自信を持って無垢材フローリングを選べるようにサポートします。

無垢材フローリングとは?種類と特徴について

無垢材フローリングとは、自然の木材をそのまま加工したフローリングのことです。
集成材とは異なり、木の温かみや自然な風合いを存分に味わえます。

無垢材と集成材の違い

無垢材とよく比較される集成材は、薄い木板を接着剤で張り合わせた木材です。
無垢材に比べて価格が安く、品質が安定しているというメリットがあります。
一方、無垢材は自然な状態の木材なので、品質にばらつきがある一方で、木目や色合いなど、一つ一つ表情が異なるのが特徴です。

無垢材の種類と特徴

無垢材フローリングに使われる木材は、種類によって特徴が異なります。
代表的な無垢材の種類と特徴を以下にまとめました。

1:パイン材

パイン材は、柔らかく加工しやすいことから、フローリング材として人気があります。
明るい色合いと優しい木目が特徴で、ナチュラルな空間を演出できます。
また、経年変化によって風合いが変化していくのも魅力です。

2:スギ材

スギ材は、日本古来から使われてきた木材で、和風建築によく用いられます。
香りがよく、リラックス効果も期待できます。
パイン材と同様に、柔らかく加工しやすい素材です。

3:オーク材

オーク材は、硬くて耐久性に優れた木材です。
高級感があり、重厚な空間を演出できます。
経年変化によって深みのある色合いに変化していくのも魅力です。

4:チェリー材

チェリー材は、赤みのある美しい色合いが特徴です。
高級感があり、上品な空間を演出できます。
経年変化によって色が濃くなり、深みのある色合いに変化していきます。

5:ウォールナット材

ウォールナット材は、深みのある茶色と美しい木目が特徴です。
高級感があり、落ち着いた空間を演出できます。
非常に硬い木材なので、耐久性も抜群です。

無垢材フローリングのメリットとデメリット

無垢材フローリングには、さまざまなメリットとデメリットがあります。
ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

メリット

1:木の温もりを感じられる

無垢材フローリングは、自然の木材を使用しているため、温かみがあり、優しい雰囲気を醸し出します。
足触りも良く、心地よい空間を実現できます。

2:経年変化を楽しめる

無垢材は、年月を重ねるごとに色合いや風合いが変化していきます。
使い込むほどに味わいが増し、愛着がわくでしょう。

3:調湿効果がある

無垢材は、湿度を調整する効果があります。
夏は湿気を吸収し、冬は乾燥を防ぐので、快適な室温を保てます。

4:空気を浄化する効果がある

無垢材には、空気中の有害物質を吸着する効果があります。
シックハウス症候群の予防にも役立ちます。

デメリット

1:価格が高い

無垢材フローリングは、集成材に比べて価格が高いのがデメリットです。

2:メンテナンスが必要

無垢材は、傷つきやすく、汚れも目立ちやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。

3:湿度や温度の変化に影響されやすい

無垢材は、湿度や温度の変化によって伸縮しやすい素材です。
そのため、床の反りや隙間が発生することがあります。

まとめ

無垢材フローリングは、木の温もりを感じられる、自然素材ならではのメリットがある一方、価格が高く、メンテナンスが必要など、デメリットもあります。
この記事では、無垢材フローリングの種類、メリット・デメリットについて解説しました。
無垢材フローリングを選ぶ際は、これらの情報を参考に、ご自身のライフスタイルや部屋の用途に合わせて、最適な素材を選びましょう。

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