子供部屋の整頓に悩む保護者の方は少なくありません。
せっかく片付けても、すぐに散らかってしまう様子を見ると、どうすれば良いのか途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
しかし、子供が自分で進んで片付けられるようになれば、お部屋は常にスッキリ保たれ、お子さんの自立心も育まれるはずです。
今回は、子供部屋が散らかりやすい根本的な原因を掘り下げ、お子さんが自然と片付けたくなるような、具体的で実践しやすい収納のアイデアを、原因と対策を踏まえながら詳しくご紹介していきます。
子供部屋の収納が散らかりやすい原因と対策
収納場所が分かりにくいから散らかる
子供部屋の収納が散らかりやすい原因の一つに、どこに何をしまえば良いのか、「収納場所が分かりにくい」ことが挙げられます。
例えば、引き出しの中に何が入っているのか一目で分からず、無意識に中のものをかき混ぜてしまったり、ラベルが貼られていないために、本来しまうべき場所ではない場所に物を置いてしまったりすることが頻繁に起こります。
この問題を解決するには、まず収納場所を明確にし、子供が視覚的に理解しやすいような工夫を取り入れることが重要です。
例えば、引き出しや棚の前面に、中身を示すイラストや写真、あるいは分かりやすい文字でラベリングを行うことで、子供は迷うことなく正しい場所に物を戻せるようになります。
また、透明な収納ケースを活用したり、オープンシェルフに置くものを厳選したりすることも、どこに何があるかを把握しやすくする効果的な方法です。
子供の身長や能力に合っていないから片付けにくい
次に、「子供の身長や能力に合っていないから片付けにくい」という原因も、散らかりを招く大きな要因となります。
例えば、大人が使うような高い位置にある棚に子供が手を伸ばすのは難しく、頻繁に使う学用品や学用品を収納するには不向きです。
また、重くて開け閉めが大変な箱や、複雑な構造の収納家具は、子供にとって片付けのハードルを上げてしまいます。
成長段階にある子供が無理なく片付けられるようにするには、彼らの身長に合わせて、よく使うものは子供の目線や手の届きやすい高さに配置することが基本です。
さらに、開閉がスムーズな引き出し式の収納や、オープンタイプの棚などを活用し、子供が自分で無理なく出し入れできるような工夫を施すことで、片付けへの抵抗感を減らし、習慣化を促すことができます。
モノの量が多すぎる把握できていない
「モノの量が多すぎる上に、その把握ができていない」ことも、子供部屋が散らかる典型的な原因です。
子供たちは次々と新しいおもちゃを手に入れたり、学用品が増えたりする一方で、古いものや使われなくなったものを適切に整理・処分する機会が少ないため、部屋の中にモノが溢れかえりがちです。
この状況を改善するためには、まず家庭内で所有しているモノの量を客観的に把握し、定期的に見直しを行うことから始めなければなりません。
子供と一緒に「これはもう使わないかな?」「お気に入りはどれかな?」と話し合いながら、断捨離(整理)を進めることが大切です。
また、「この収納ボックスに収まるだけ」といった定数管理のルールを設けたり、一時的に増えたモノを置くための「一時置き場」を設けることで、モノの増加をコントロールし、部屋が散らかるのを防ぐことができます。

子供が自分で片付けたくなる収納の具体的なアイデア
おもちゃは種類別定位置で迷わずしまえるようにする
子供が自分で片付けたくなる収納を実現するためには、まず「おもちゃは種類別定位置で迷わずしまえるようにする」ことが非常に効果的です。
数多くのおもちゃを箱一つにまとめてしまうと、次に遊ぶおもちゃを取り出すのが大変になり、結局箱から全部出してしまって散らかる原因になります。
これを防ぐために、おもちゃを種類ごとに分け、それぞれの定位置を設けることが重要です。
例えば、ブロック類は蓋付きのボックスに、ぬいぐるみは専用のバスケットに、ミニカーは引き出しに、絵本は絵本棚に、といった具合です。
さらに、それぞれの収納ボックスや棚に、中身を表すイラストや写真、簡単な絵文字などを貼っておくことで、子供は直感的にどこに何を戻せば良いかを理解できるようになり、片付けのプロセスをスムーズに進めることが可能になります。
この「分類と定位置」の習慣づけが、おもちゃの散らかりを劇的に減らす鍵となります。
小学生の学用品は教科書文房具ごとにまとめる収納家具を選ぶ
小学生になると、学校で使う教科書、ノート、筆記用具、連絡帳などの学用品が日々の生活の中心となり、これらが散らかりがちになることも、部屋を整理しにくくする一因です。
子供が自分で効率的に管理できるようになるためには、「教科書や文房具ごとにまとめる収納家具を選ぶ」ことが推奨されます。
具体的には、ランドセルを定位置に置けるランドセルラックや、教科書やノートを立てて収納できるファイルボックス、文房具を種類別に仕分けられる引き出し付きのワゴンなどが役立ちます。
これらの収納家具を子供の学習スペースの近くに配置することで、宿題をする際や学校へ行く準備をする際に、必要なものをスムーズに取り出したり、使い終わったものをきちんと戻したりする習慣が自然と身につきます。
学用品を「一箇所にまとめて、分かりやすく整理する」ことが、学習環境を整え、片付けを習慣づけるための第一歩となります。
省スペースでもスッキリ見せる縦壁活用収納術
子供部屋がそれほど広くない場合でも、「省スペースでもスッキリ見せる縦壁活用収納術」を取り入れることで、空間を有効活用し、整理された状態を保つことができます。
床面積を圧迫せずに収納力を高めるためには、壁面を最大限に活用することが鍵となります。
例えば、壁一面に設置できる突っ張り式の収納棚は、圧迫感が少なく、大容量の収納スペースを確保できます。
また、突っ張り棒を数本渡し、その上にワイヤーネットや布製の収納ボックスを吊るすことで、衣類や小物類を空中収納することも可能です。
さらに、ドアの裏や壁にウォールポケットを取り付けたり、フックを複数設置して帽子やバッグ、よく使う小物類を吊るしたりするのも、デッドスペースを有効活用する優れた方法です。
これらの縦方向の収納術を駆使することで、限られた空間でも機能的かつ見た目にもスッキリとした子供部屋を実現できます。

まとめ
子供部屋の収納問題は、単に物を片付ける場所がないというだけでなく、収納場所の分かりにくさ、子供の年齢や能力に合わない使いにくさ、そしてモノの量の把握不足といった根本的な原因が複雑に絡み合っています。
これらの原因を解消するために、おもちゃは種類別に定位置を決め、小学生の学用品は一元管理できる収納家具を選び、さらに壁面収納などの縦壁活用術を取り入れることが、子供が自分で片付けたくなる具体的なアイデアとなります。
お子さんの成長に合わせて収納方法を柔軟に見直し、親子でコミュニケーションを取りながら、快適で片付けやすい子供部屋作りを進めていきましょう。
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